「フランス人パパラッチ」がミハエル・シューマッハの自宅を襲ってプライバシー侵害を試みたと彼のマネージャー、サビーネ・ケームが明らかにした。
昨年9月、南仏の病院を出たシューマッハはスイスのジュネーブ湖畔にある自宅に戻った。以来、あの手この手で彼の姿をカメラに収めようとするマスコミが後を絶たない。
ドイツ『Der Spiegel(シュピーゲル)』紙によると、邸宅周辺の森には常時カメラマンが隠れて長いレンズを構えているか、低空飛行のヘリコプターからシューマッハを撮影しようとトライしているという。
スイス『Blick(ブリック)』紙のベテラン記者ロジェ・ベノワは、「ドローン」を飛ばして建物に近づこうとするカメラマンもいると伝える。
長年シューマッハの広報補佐とマネージメントをしているケームは、次のようにいう。「マイケル(シューマッハ)のプライバシーなどお構いなしなのは、主にフランスのパパラッチです」。
ベノワ記者によるとシューマッハ家では、パパラッチ対策として自宅の窓という窓にスモークフィルムを貼ったという。
F1 CEOバーニー・エクレストンは、2013年暮れのスキー事故以来、シューマッハに会っていないと次のように語った。
「私の記憶にあるのは以前の彼(シューマッハ)だ」「あの時の彼にぜひまた会いたい」