モンテカルロ市街地サーキットで行われた2015年F1第6戦モナコGP2日目を終え、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグがコメントを行った。
■ルイス・ハミルトン「ついにモナコ初ポール」
フリー3/3番手
予選/ポールポジション
「初めてのモナコでのポールポジションだ。ずいぶん待たされた思いだよ!」
「今日はタイヤをいい状態に持っていくのが難しかったよ。アウトラップの次にウォームアップのための周回を行って、それで初めてアタックラップに臨むことができる状態だった。両方のタイヤでそうすることが必要だったんだ。今日は僕にとって重要な1日になった。これまでモナコではいつもあまりよくなかったからね。時にはいいクルマもあったけれど、そうでないときもあった。僕はかつて2、3年ここに住んでいたこともあるから、このポールポジションはさらに格別だよ」
「まだこの先の道のりは長い。まだ仕事が半分終わったところにしか過ぎないからね。明日は精神的にも身体的にも厳しいレースになるだろうけれど、それを楽しみにしているよ。チームにお礼を言うよ。クルマのパフォーマンスは素晴らしいし、彼らはすごく懸命に取り組んでくれているんだ」
「僕が最後にここでポールをとったのは2006年のGP2シリーズのときだったと思う。明日の決勝ではこの有利な位置を生かしていけるだろうと期待しているよ」
■ニコ・ロズベルグ「少し限界を超えてしまった」
フリー3/2番手
予選/2番手
「今日の予選にはいい形で入っていけたし、Q2もよかった。でも最後にいいリズムを失ってしまったんだ。残念だよ。かなり攻めていかなくてはならなかったから、少しばかり限界を超えてしまったんだ」
「今日はルイスがいい仕事をしたね。残念ながら、こうなると決勝で優勝を狙うのは本当に難しくなる。だけど、今夜はバルセロナ(いいスタートを決めた第5戦スペインGP)でのスタートの夢を見て、また明日同じことができるよう期待するつもりだよ」