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【予選速報】因縁の予選でハミルトン初ポール マクラーレン・ホンダQ3進出まで0.094秒/F1モナコGP

2015年05月23日(土)22:15 pm

2015年F1第6戦モナコGPが5月23日(土)、モンテカルロ市街地サーキット(全長3.337km)で2日目を迎え、現地時間14時(日本時間21時)から行われた予選でルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)がポールポジションを獲得した。今季5回目、通算43回目。

【結果】F1モナコGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム

Q1は、メルセデスAMG勢とフェラーリ勢がソフトタイヤで十分なタイムを刻むと、スーパーソフトを温存する作戦に出る。メルセデスAMGはソフトタイヤで出したタイムでそのまま1-2体制をキープ。マクラーレン・ホンダ勢はジェンソン・バトンが8番手でQ2進出を決めるが、フェルナンド・アロンソは15番手でぎりぎりの通過となる。

Q1で予選を終えた16番手から20番手は次のとおり。フェリペ・ナッセ(ザウバー)、バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、マーカス・エリクソン(ザウバー)、ウィル・スティーブンス(マノー・マルシャ)、ロベルト・メリー(マノー・マルシャ)

マクラーレン・ホンダのQ3初進出が期待されたQ2だが、セッション開始早々にアロンソのクルマにトラブルが発生しQ2敗退が確定してしまう。最初のアタックで8番手に入り期待されたバトンだが、最後のアタックに臨んだときに他車のスピンによって振られた黄旗の影響を受け、結局12番手にとどまった。

ウィリアムズのフェリペ・マッサもここで姿を消し、フォース・インディアのセルジオ・ペレスが今季初のQ3進出を果たした。Q2でトップタイムを刻んだのはニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)だった。

Q2で予選を終えた11番手から15番手は次のとおり。ロマン・グロージャン(ロータス)、ジェンソン・バトン(マクラーレン)、ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)。

Q3は、やはりメルセデスAMG勢によるポールポジション争いという展開となる。まずハミルトンが先手を取り、2回目のアタックでモナコ3連続ポール獲得を目指すロズベルグが追いかける形となる。だが、ロズベルグはターン1で痛恨のブレーキングミスを犯し、ハミルトンのモナコGP初ポールポジション獲得が確定した。

予選前に行われたフリー走行3回目でトップタイムを刻んでいたフェラーリのセバスチャン・ベッテルだが、予選ではメルセデスAMG勢に突き放され3番手に終わっている。

4番手から10番手までの結果は次のとおり。4番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、5番手ダニール・クビアト(レッドブル)、6番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、7番手セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、8番手カルロス・サインツ(トロロッソ)、9番手パストール・マルドナード(ロータス)、10番手マックス・フェルスタッペン(トロロッソ)。

マクラーレン・ホンダ勢は、ジェンソン・バトンが12番手、フェルナンド・アロンソが15番手グリッドから明日の決勝をスタートすることになる。

F1モナコGP決勝は、明日の日本時間21時にスタートする。

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