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ペレスはプロフェッショナルでなかったとジュニア時代のボス

2015年05月21日(木)10:47 am

セルジオ・ペレス(フォース・インディア)はプロフェッショナルな態度ではなかったとジュニア時代のチーム代表ペーター・ミュッケが語った。

ミュッケのジュニアフォーミュラのチームは、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)やロバート・クビサなど、多くのF1ドライバーを輩出している。

2006年、ミュッケはフォーミュラBMWでペレスを走らせた。

「セルジオは当時から才能を見せていた。それは議論の余地がない」とミュッケはドイツの『Spox.com』のインタビューで語っている。

「だが、彼の姿勢はまったくプロフェッショナルなものではなかった。あんなにだらしのない人間と仕事をしたことはないくらいだ」

「ベルリンの彼のアパートは戦場のようなありさまだった。私のレンタカーも、パーティーからの帰りに酔って運転して壊した。やってはいけないことをすべてやってくれたよ」

「その背景には常にメキシコのスポンサーの存在があった」とミュッケ。ペレスはメキシコの大富豪カルロス・スリムと大手通信会社テルメックスの支援を受けている。

「セルジオは金が尽きる心配をしなくてよかった。途切れることはないと分かっていたんだ。それが鍵だった」

「あの資金がなければ決してトップにはたどり着けなかっただろう。才能だけなら、あのフォーミュラBMWでの1年で放り出されていたはずだ」

■ベッテルは正反対

ペレスと正反対だったのがベッテルだとミュッケは話す。

「彼(ベッテル)はまったく違った」

「朝8時から始まるとすると、ドライバーの中には8時5分にまだ眠い目をこすっている者もいる。だがセブは、いつも6時に起きて30分ジョギングをし、頭のギアが入った状態でやってきた」

「私がそうしろと言ったわけじゃない。彼は自発的にやっていた。そこが大きな違いなんだよ」

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