メルセデスAMG、ハミルトンとの契約更新を発表！ 契約期間は3年
メルセデスAMGは20日（水）、2014年にF1チャンピオンとなったルイス・ハミルトンと2016年から2018年までの3年契約を締結したと発表した。
2007年にマクラーレンからF1デビューを飾ったハミルトンは、2013年にミハエル・シューマッハの後任としてメルセデスAMGに移籍。今年で在籍3年目を迎えている。これまでのハミルトンの戦績は、通算36勝、ポールポジション獲得は42回を数え、今季も5レースを終えた時点で111ポイントを稼ぎだしてドライバーランキングの首位に立っている。
今回の発表にあたり、ハミルトンとメルセデスAMGのビジネス担当エグゼクティブディレクターであるトト・ヴォルフが次のように語った。
■ルイス・ハミルトン
「メルセデスAMGは僕の家のようなものだし、また3年ここにいることになってこれ以上のよろこびはない。ここは重役室からファクトリーのフロアに至るまで、本当に情熱を持ったレーサーたちによって構成されている会社だし、信じられないほどに勝利への欲求を抱えている。昨年は成功を収めたとはいえ、その欲求はこれまで以上に強くなっている。そして、それは僕にとっても同じだ」
「今僕が乗っているメルセデスのF1カーは、これまでのキャリアを通じて最高のクルマだ。レース週末にはそれに乗ってコースに出るのが楽しくてしかたがないし、すべてのサーキットで限界まで攻めながら勝利を目指して戦っているよ。メルセデス・ベンツは1998年から僕を支援してくれている。だから、今回契約延長したことで2018年にはメルセデスで20年以上を過ごすことになるのをすごく誇りに感じているよ」
■トト・ヴォルフ（ビジネス部門エグゼクティブディレクター）
「F1では継続性というものが成功につながる重要な要素だ。そして、我々は今それを整えることができた。ルイスは昨年、伝統的な世界選手権をメルセデス・ベンツとともに戦ってきたが、今季は彼との契約をさらに延長することが優先課題となっていた。我々はそのために十分に時間をかけてきたし、あわてるようなことはなかった」
「そして、その結果としてメルセデス・ベンツというブランドとルイスの共働関係をさらに拡大していくための強固な合意に至ることができた。それは、F1におけるメルセデスAMGとルイスの市場価値を認め、それを尊重するものだ。ルイスがサーキットで素晴らしい記録を作ってきたことは言うまでもないし、この会社にとっても非常に素晴らしい人材だ」
「個人的には、F1でも最強のドライバーラインアップでレースを戦い続けることができるのを楽しみにしているし、共に歴史的偉業を積み重ねていきたいと思っている」
