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メルセデスAMGのバトル再燃、今週末のモナコGP

2015年05月19日(火)7:00 am

ニキ・ラウダには分かっていた。メルセデスAMGにとって2015年は昨年にも増して激戦になることを。

2014年はまさにメルセデスAMGの独壇場だった。ところが今年はフェラーリが割って入る。

「高く登れば登るほど、空気は薄くなるものだな」とドイツ『Kolner Express(ケルナー・エクスプレス)』紙に語るラウダ。

F1第5戦スペインGPで今季初優勝を飾ったニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)は、フェラーリ以外にチームのタイトル防衛を阻むものはいないと予想する。

「間違いない」と『Welt am Sonntag(ヴェルト・アム・ゾンターク)』紙に話すロズベルグ。「僕らとフェラーリだけだ」

さらにラウダは次のように述べる。「フェラーリは昨年に比べて40馬力ほど出力をアップした。すぐに分かったよ」

スペインでは作戦がピッタリはまったと見えて、ロズベルグとルイス・ハミルトンはやすやすと1-2フィニッシュを決めた。

ラウダは続ける。「バルセロナの勝利は大きかった。経験からいって、あのサーキットで速いマシンは、どこへ行っても速いのでね」

ラウダにとってロズベルグのポール・トゥ・ウィンは、取り分け大きな喜びだ。

「バルセロナまで、ルイスはまるで異次元の走りを見せていた。彼を負かすのは不可能だと思っていたが、ニコ(ロズベルグ)は息を吹き返してルイスの独走を止めた」

「これは彼(ロズベルグ)にもチームにも、願ったり叶ったりだ」

今週末の第6戦モナコGPでロズベルグは、おととしから連勝している。だがラウダによると、ハミルトンはモナコGPに勝って絶好調の自分を取り戻す決意だ。

「ロズベルグはモナコでもポールを取るしかない」「もしルイスに取られたら万事休すだ」

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