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【マクラーレン・ホンダ】「芸術的な走りが必要なサーキット」ジェンソン・バトン/F1モナコGPプレビュー

2015年05月19日(火)6:34 am

マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンが、モンテカルロ市街地サーキットで行われるF1第6戦モナコGP(24日決勝)に向けて意気込みを語った。

■ジェンソン・バトン「マシンのバランス改善を期待」
「言われていることは本当だよ。モナコはすべての意味で、F1という王冠に輝く宝石だ。最高のラップをするためには人間とマシンがいかに調和の取れた仕事をすることができるかが本当に試されるんだ。そして毎ラップ、その一貫性を持続させなくてはならない」

「ミスを犯しやすいところだし、完全に信頼がおけるクルマが必要だ。1周をうまくこなすには、それをものすごくうまくコントロールすることと正確性が求められる。予選がすごく重要になる。よく知られているようにここでの追い抜きは難しいからね。僕たちもシーズン開幕以来、着実にスターティングポジションを改善できているし、土曜日(23日)にはさらに上を狙っていきたいと思う」

「モナコは低速サーキットだから、あまり空力のパフォーマンスに頼るところではない。でも、いいバランスとドライバビリティーがすごく大切になる。前回のレース(第5戦スペインGP)で僕のクルマが抱えたバランスの問題が解決されることを期待しているよ。そうすればモナコでも改善が見られるはずだ」

「バルセロナでは残念なレースになってしまっただけに、クルマを降りたときには残念だったよ。もっといい結果が期待できたはずだけになおさらね。僕たちは着実に進歩を遂げていると強く信じているし、だからこそ難しいレースになることが受け入れがたいんだ。だけど、あのレースはもう過ぎたことだし、モナコでは上向きな状態を継続していくためのチャンスがあると考えているよ」

「モナコは大好きさ。2009年には優勝も果たしたし、あそこでドライブするときの気分は本当に最高なんだ。母国でレースをするときの感慨に勝るものはないけれど、モナコに家がある僕にとっては第二のホームレースでもあるんだ。だから僕が住んでいるところに近いこの有名な市街地でレースをするのはものすごく特別な気分だよ」

「モナコでのレースはものすごい挑戦なんだ。コーナーに進入するときは正確でなくてはならないし、最高のラインを通りながら、スロットルのバランスを取る必要がある。ベストな形でコーナーを立ち上がるためにはできる限り辛抱しなくてはならないんだ。まさに芸術だよ」

「ミラボー(ターン5)からヘアピンを抜け、ポルティエ(ターン8)へと向かう部分は特に難しいよ。レーシングラインからはずれてしまって壁に突っ込んでしまいやすいんだ。モナコでは何度も素晴らしいドラマが生まれるし、それによってカレンダーの中でも最高に素晴らしいレースにさらなる伝説が加えられることになるのさ」

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