トロロッソのマックス・フェルスタッペンが、今週末に行われるF1モナコGP(24日決勝)に少しばかりハンディキャップを負った状態で臨むことになりそうだ。
先週末、フェルスタッペンは、母国オランダのファルケンベルフで行われたレッドブル主催のソープボックスダービー(子ども向けのエンジンを搭載せず重力だけで走る手製車両でのレース)に参加していた。
17歳のフェルスタッペンは、日ごろ自分がステアリングを握るトロロッソのF1カーを模して作られたレースカーに乗り、注意深くジャンプ地点に向かい、常にハンドブレーキをかけながら走行。
だが、最終ジャンプ地点で、フェルスタッペンは大きな音を立てながら地面に激突するように着地。明らかにクルマに、そして自分のお尻やひざにダメージを負わせてしまっていた。
「ものすごく激しい着地だったよ」
『De Telegraaf(テレグラーフ)』にそう語ったフェルスタッペンは、次のように続けた。
「でも、コースは走り切ったし、何も壊れなかったよ。それが僕の第一の目標だったんだ」
「もちろん、リスクに関しては慎重に考えていたよ。だから、ストレートではわざとゆっくり走っていたんだ」
フェルスタッペンは、今週末初めて有名なモナコGPに臨むことになる。
アトラクションのソープボックスダービーでお尻にあざを作ってしまったとはいえ、フェルスタッペンは自信満々だ。
「よさそうだよ」と語ったフェルスタッペンは、次のように付け加えた。
「トップ10に入ることも可能なはずさ」