スズキは、軽乗用車「ハスラー」に加速時にモーターでエンジンをアシストする「S-エネチャージ」を搭載したモデルを設定し、13日(水)に発売した。「ハスラー」の価格は、126万1,440円から162万1,080円までとなる。
今回の改良では、「ハスラー」の自然吸気CVT車に搭載してされていた「エネチャージ」が、モーターアシストする時間と頻度を増やした「S-エネチャージ」に変更された。燃焼効率を高めるなどの改良が施されたR06A型エンジンとの組み合わせにより、2WD車は32.0km/Lの優れた燃費性能を達成。「S-エネチャージ」搭載車は、全車エコカー減税の免税対象車となる。
併せて「ハスラー」全車に、車体色「クリスタルホワイトパール」、「クリスタルホワイトパール ブラック2トーンルーフ」も新たに設定されている。
今回、「S-エネチャージ」が搭載されたのは、「G」のNAモデル(CVT)、「X」のNAモデル、特別仕様車「Jスタイル」となる。これらのモデルでは、ISG(モーター機能付発電機)のモーターアシスト時間を、従来の最長6秒間から最長30秒間まで拡大。さらに、モーターアシストする速度域が、従来の「15km/h~85km/h」から「発進後~約85km/h」に拡大されており、モーターアシストする頻度が向上されている。
<「ハスラー」の「S-エネチャージ」搭載モデルと価格>
G/126万1,440円(2WD)・138万7,800円(4WD)
X/142万3,440円(2WD)・154万9,800円(4WD)
特別仕様車Jスタイル/149万4,720円(2WD)・162万1,080円(4WD)