トヨタとマツダ、業務提携に向け基本合意。「クルマの新たな価値創造」を目指す

2015年05月13日(水)21:07 pm

トヨタとマツダは13日(水)、両社の経営資源の活用や、製品や技術の補完など、クルマの魅力を向上させるための具体的な協業の検討を開始するための覚書に調印したと発表した。

両社では、今後共同で検討委員会を立ち上げ、環境技術、先進安全技術といった分野を始めとするお互いの強みを生かすための具体的な業務提携の内容に関して合意を目指していくとしている。

トヨタとマツダは、これまでもトヨタのハイブリッドシステム技術のライセンス供与や、マツダのメキシコ工場におけるトヨタの小型車生産などで業務提携を行ってきている。

今回の協業検討合意は、「もっとよいクルマづくり」を目指して真の競争力強化に向けた構造改革に取り組むトヨタと、「SKYACTIV 技術」や「魂動デザイン」の導入などにより、ユーザーに「走る歓び」を提供することを目指すというマツダの思い・姿勢が一致したことにより、従来の提携の枠組みを超えて「クルマの新たな価値創造」に向けた中長期的な相互協力を目指そうというもの。

今回の業務提携基本合意にあたり、両社の社長は次のように述べている。

■豊田章男(トヨタ自動車株式会社 代表取締役社長)
「マツダは、『SKYACTIV 技術』『魂動デザイン』など、基本にこだわったクルマづくりを進めるとともに、次代を担うクルマ・技術に挑戦し続けておられるクルマ会社と思っています。私たちのめざす『もっといいクルマづくり』を実践されている会社であり、志を同じくする企業同士で新しい『クルマの魅力向上』に取り組めるという期待感で一杯です。取り組みを通じて『次の100年もクルマは楽しいぞ!』というメッセージを世界に発信できれば、こんなに素晴らしいことはありません」

■小飼雅道(マツダ株式会社 代表取締役社長)
「トヨタは、地球環境保全、モノづくりの将来に責任を果たされようとする強い意志を持たれた企業です。また、『もっといいクルマづくり』という目標に向け、さらなる革新をされようとする真摯(しんし)な姿勢に尊敬の念を抱いております。さらには、創業以来地元を大切にし、地元から愛されていることにも共感します。本協業により、さらなる『クルマの魅力向上』が実現でき、お客さまにとっての真の価値の向上と広島のモノ造り力の向上にもつながることを期待しています」

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