「ウィリアムズに差を広げられてしまった」／レッドブル、F1スペインGP決勝
バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われた2015年F1第5戦スペインGP決勝を終え、レッドブルのダニエル・リカルドとダニール・クビアトがコメントを行った。
【結果】F1スペインGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント
■ダニエル・リカルド「改良パーツも効果がなかった」
決勝／7位
「今日はかなり満足できている。できることはすべてやれたし、7位というのは今日のクルマからすれば最高の結果だよ。レース中、いくつか自信になるようなこともあった。だけどまだ本来望んでいる位置にはほど遠いよ。でもこれからも頑張り続けるけどね」
「今週末は改良パーツを持ち込んでいた。でもそれによって期待していたような効果は得られなかった。だからそれについても取り組み続けて行く必要がある。現時点ではウィリアムズからまだかなり離されている。でも、モナコではもっと差を縮めるチャンスもあると思っているよ」
■ダニール・クビアト「1周目に順位を落としてしまった」
決勝／10位
「今日は十分なペースがなかった。1周目がまずかったよ。いくつか順位を下げたし、そこからは妥協のレースを強いられた。このサーキットではスタートで順位を落としてしまえば、それでほぼゲームオーバーだからね。追い抜くために接近することはすごく難しいんだ。最後のほうではサインツ（トロロッソ）といいバトルができたよ。だけど、今は競技委員の裁定を待つしかない状態だ」
「現時点では、クルマのすべてのエリアを改善する必要があるよ。前向きな点としては、2台とも完走できたことかな。信頼性という意味ではそれはよかった。今日は僕にとってはいい日ではなかったし、もっと競争力を発揮できるのを楽しみにしながらモナコに向かいたいね」
※レース後にカルロス・サインツ（トロロッソ）とクビアトの接触に関してFIA（国際自動車連盟）の審議が行われたが、このコメント後にどちらのドライバーにも処分が下されないことが決定している。
