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カルロス・サインツ、ミック・シューマッハに同情

2015年05月10日(日)18:51 pm

7度F1王座に輝いた記録を持つミハエル・シューマッハだが、現在も自宅で2013年末のスキー事故で負ったけがからの回復に向けた治療が続けられている。

今年、大きな話題となったのが、そのシューマッハの16歳となる息子ミックがドイツF4シリーズにデビューし、フォーミュラカーレースへの挑戦を始めたことだ。

シリーズ開幕に向けたテストのときから100名を超える報道陣が取材に詰めかけたとされるミックだが、シリーズが開幕した週末に第3レースで優勝を果たしたことが世界中に報じられるなど、通常のF4ドライバーには考えられないほどの注目が集まっている。

有名なラリードライバー、カルロス・サインツを父に持ち、今年トロロッソからF1デビューを飾った20歳のカルロス・サインツ(父親と同名)は、自分と似た境遇のミックに対して同情的だ。

フランスの『L’Equipe(レキップ)』から、自分のドライバーとしてのキャリアにおいて有名な父親がいたことがどういう影響を及ぼしたかと質問を受けたサインツは、次のように答えた。

「本当のところは、苦痛だったよ」

「サーキットでは、すべてのライバルたちがカルロス・サインツの息子を打ち負かすことを夢見ていたからね。今、シューマッハの息子にも同じことが起きているだろうと想像しているよ」

「今は彼にとって難しい時期だと思うよ。彼はまだ子どもだからね」

そう語ったサインツは、次のように付け加えた。

「でも結局、僕にとってそれはいいことだったんだ。そのことで僕はさらに強くなることができたよ」

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