バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われた2015年F1第5戦スペインGP2日目を終え、マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンがコメントを行った。
【結果】F1スペインGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム
■ジェンソン・バトン「ブレーキに問題を抱えていた」
フリー3/11番手
予選/14番手
「ちょっと不満が残っているんだ。予選に向けて新しいブレーキを装着したんだけど、ターン1でブレーキをかけるたびにクルマが左のほうへ引っ張られてしまったんだ。Q2での最後の走行では、チームから違うやり方でブレーキに熱を入れろと言われたんだけど、アタックラップを開始したときにはまだ完全にブレーキが温まっていなかったということだ。そのため、最初の3つのコーナーではずっとフロントがロックしてしまっていた。ちょっとばかり奇妙だったし、その理由を調べないとならない」
「明日は、相対的な競争力を発揮できることを期待しているし、いいレースにしたいね。僕たちは着実に進歩を果たすことができている。2台ともQ2に行けたのはよかったし、ほかのクルマにトラブルが発生したからそうなったというようなわけではない。それはチーム全体にとって前向きな前進だね」
「昨日の練習走行でのロングランペースはまずまずだった。多くのチームでは、予選に向けてエンジン出力を上げ、それをまたレースに向けて下げてくる。だけど、僕たちにはそうする必要はないんだ。だから決勝では前にいるクルマの何台かより、僕たちのほうが少し力を発揮できるかもしれない。レースを楽しみにしているよ」