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マッサ、将来に不安なし

今週末のF1第5戦スペインGPにあたってフェリペ・マッサ（ウィリアムズ）のメッセージは、いたってシンプルだ。何の心配もいらない、というものである。

隣りのガレージに陣取るチームメート、バルテリ・ボッタスは、将来的なフェラーリ移籍のうわさが日に日に高まっている。

そのフェラーリから移ってきたマッサは、来季もウィリアムズに留まりたい意向だ。

現在34歳のマッサは昨年、チームと2年契約を交わした。今年は、その2年目にあたる。チームはさらに1年の「オプション」を有していて、7月まで行使できる。

バルセロナで、「将来を不安視する材料は何もない」とブラジル『Globo（グローボ）』紙に語るマッサ。

「ウィリアムズが何かを変えたがっているとは思えない。従って、僕も平常心でいられる」

2015年に入って速さでフェラーリに抜かれてしまったが、チームの勢いが衰えたとの懸念はないとマッサはいう。

フェラーリばかりではない。レッドブルはバルセロナに向けて大幅な改良を施してきたし、マクラーレン・ホンダも急激にペースアップしている。

「僕らは、持てる戦力でよく頑張っている」というマッサ。

「低予算で、しかも方向性を誤ったら目も当てられない。ところが僕らは、もっとも多く新スポンサーを獲得したチームなんだ。それこそ、チームの方向性が正しい証拠だよね」