フェラーリはF1スペインGP(10日決勝)をスポーティングディレクターであるマッシモ・リボラ不在の状態で迎えている。
リボラは2009年からフェラーリに加わった。その前はトロロッソでセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)と仕事をしている。
イタリアの『La Repubblica(レプブリカ)』紙は、第4戦バーレーンGP後からスペインGPまでの3週間にリボラが「解任」されたと報じた。
また、「ほかにもスタッフが2名、物流マネジャーとコックが停職処分を受けた」と記事は伝える。
フェラーリの広報担当者は、「リボラは個人的理由からスペインに来ていない。彼のプライバシーを尊重する」と話し、詳しい説明はしなかったとイタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙が伝えている。
これについて聞かれたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は、「個人的な理由があるのだと思う」と答えた。
また、「いずれにしても今日のランチはおいしかったよ」とコック停職の報道に冗談で切り返している。
ドイツの『Bild(ビルト)』紙は、リボラは「解雇」されたと伝え、「以前はマクラーレンに移籍すると見られたこともある」と書いている。