ホンダ「世界一のエンジン」になるには?

アロンソは「陰湿で気難しくなっていた」とモンテゼモーロ

2015年05月07日(木)11:37 am

前フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモーロが、フェルナンド・アロンソが「陰湿で気難しくなっていた」ことから、フェラーリでは変化が必要だと考えたのだと語った。

今季のF1第2戦マレーシアGPでフェラーリ移籍2レース目にして優勝を飾ったセバスチャン・ベッテルは、これまで不振にあえいでいたフェラーリにとって救世主のような存在だと歓迎されている。

そのベッテルを獲得したのはフェラーリの新会長に就任したセルジオ・マルキオンネの手柄だという声があるが、これに対してモンテゼモーロが反論を展開した。

「最初にフェラーリでベッテルの名前を出したのは(ミハエル)シューマッハだったよ」

イタリアの『La Repubblica(レプブリカ)』にそう述べたモンテゼモーロは、次のように続けた。

「あれは、彼が(フェリペ)マッサの代理を務めることになった(2009年の)夏のことだった。彼は“セブ(ベッテルの愛称)なら申し分ないと思うよ”と言ったんだ」

2006年シーズン限りでF1を引退していたシューマッハだが、2009年のハンガリーGP予選で事故にあったマッサ(現ウィリアムズ)の代役としてフェラーリからF1復帰を果たす話が進められていた。結局、シューマッハもその年にバイクでの事故で負ったけがが完治していなかったことからシューマッハのフェラーリでの復帰は実現しなかったものの、このころからフェラーリではベッテルに注目していたという。

モンテゼモーロはさらに次のように続けた。

「(元チーム代表のステファノ)ドメニカリはなんとしても彼(ベッテル)を欲しがっていた。彼はボローニャにある私の家にベッテルを連れてきたことがあるんだ。彼はスイスのチョコレートを手にして現れたよ」

「(前チーム代表のマルコ)マティアッチもその仕事を引き継いでいた。マルキオンネも、アロンソが陰湿で不機嫌となり、継続的にチームに対する不信感を(ソーシャルメディアなどで)発進し続けるようになっていたのが分かっていたし、我々は(ドライバーを)替えることを決めたんだ」

モンテゼモーロは、ベッテルはフェラーリにとって財政的にもプラスをもたらしたと次のように続けた。

「ベッテルの報酬は、アロンソが契約更新に向けて求めていた額より少ないしね。そして、その後アリバベーネ(現チーム代表のマウリツィオ・アリバベーネ)が本当にうまく、新たな、前向きな風土を作り上げてくれたよ」

昨年までフェラーリで控え兼開発ドライバーを務めていたアロンソと同じスペイン出身のペドロ・デ・ラ・ロサも、そうしたモンテゼモーロの発言を裏付けるようなコメントを行っている。

デ・ラ・ロサは、『Diario Sport(ディアリオ・スポルト)』に次のようなコメントを行った。

「フェルナンドは常にマクラーレン・ホンダのプロジェクトは中期的もしくは長期的なものだと言っている」

「彼は、(フェラーリで)自分が手にしていたものについて誰よりもよく分かっているんだ」

フェラーリが昨年行った改革の余波を受け、チームからの離脱を余儀なくされたデ・ラ・ロサは、次のように付け加えた。

「だけど、フェラーリでの最後の何か月かの雰囲気を知っている僕とすれば、何かを変える必要があったということも確かだと思う。僕がフェルナンドの決断を支持しているのはそのためなんだ。それによって僕にも影響が及んでしまったけれどね」

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