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ロータス「目指すはメルセデスAMGとフェラーリの次だ」

2015年F1は4戦を終えて、メルセデスAMGとフェラーリがタイトルを争う第1グループを形成。これに続くウィリアムズやレッドブルの第2グループに割って入らんとするのが、最近のロータスだ。

チームのエースドライバー、ロマン・グロージャンがいうとおり、今週末の第5戦スペインGPでは、ほとんどのチームと同様にロータスも2015年型車に「大幅なアップグレード」を施してくる。

「昨年と違って今年のマシンは、改良しがいがあるクルマだ」とブラジル『Globo（グローボ）』紙に語るグロージャン。「僕の標的は（ダニエル）リカルド（レッドブル）だ」

「レッドブルと戦えるようになれたらいいね」

最速がメルセデスAMG勢、これに食い下がるフェラーリの世界チャンピオン・コンビとウィリアムズの2台なら、「その他大勢のベスト」はリカルドである。

ウィリアムズの技術責任者パット・シモンズにきくと、現状でロータスは脅威に感じないという。

「いいや」とイギリス『Sky（スカイ）』に話すシモンズ。「多くのチームと同じく彼らも台所事情は苦しい。従って改良とはいっても限定的なものになると思う」

しかしロータス副代表フェデリコ・ガスタルディは、これに反論する。彼らは「第2グループ」に加わる準備が整ったというのだ。

「メルセデスAMGとフェラーリの速さには、まだ手が届かない。しかし、ウィリアムズ、レッドブル、そしてわれわれが上位2チームの次を争っている」