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「メルセデスAMGは少し気を抜いていた」とビルヌーブ

2015年05月01日(金)19:47 pm

メルセデスAMGは、フェラーリが今季これほどまでの復調を示したことにかなり驚かされたはずだと1997年のF1チャンピオンであるジャック・ビルヌーブが語った。

今季の開幕戦オーストラリアGPでは、2014年のチャンピオンチームであるメルセデスAMGが1-2フィニッシュを達成。昨年の勢いを保ち続けるばかりか、今年はその差をもっと開いていくのではないかとさえ見られていた。

だが、第2戦では4度のF1王座に輝くセバスチャン・ベッテルが、フェラーリ移籍2戦目にしてメルセデスAMG勢を退けて優勝を飾った。

「昨年あれだけの成功を収めたことで(メルセデスAMGは)少しばかり気を緩めていたようだね」

フランスの『Auto Hebdo(オト・エブド)』にそう語ったビルヌーブは、次のように続けた。

「メルセデスAMGでは誰も彼らをとらえることなどできないと考え、そうした状態が実際に変わってしまうことなどないと考えていたんだと思う」

だが、フェラーリがそこまで復活を遂げたことに驚かされたのはメルセデスAMGだけではないだろう。

F1公式タイヤサプライヤーであるピレリのF1プロジェクト責任者ポール・ヘンベリーは、『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』に、「どんなF1関係者もあれには驚かされたよ」と語り、次のように続けた。

「冬のテストでも、オーストラリアでさえ、ああいったことが起こるという感じは受けなかったからね。マレーシアでの結果を受けて、メルセデスAMGももっと頑張る必要があると認識したんじゃないかと思うよ」

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