前フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモーロは、バーニー・エクレストンにF1 CEOを迫ったとされる発言を否定した。
先週、独月刊誌『Maanger Magazin(マネージャー・マガツィン)』に掲載された記事でモンテゼモーロは、「財政、マーケティング、デジタル関係を取り仕切るマネージメントチームの編成」を、F1を所有する投資会社、CVCに進言している。
こうしたコメントからイタリアのマスコミは、エクレストンに対するF1 CEO辞任要求と解釈したものだ。
「バーニー・エクレストンは辞めるべきだなどと、絶対にいっていない」とイタリア『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙に話すモンテゼモーロ。
「彼ほどF1を知り尽くす人間はいない。いずれ、いい後継者にF1を手渡すまで居続けてもらわないと」
だが、とモンテゼモーロは続ける。「彼には優秀な側近が必要だ。金融関係、マーケティング、デジタルの専門家がね」