NEXT...F1開催スケジュール

シューマッハの情報「ゼロ」を嘆くイタリアのメディア

2015年04月22日(水)19:07 pm

イタリアのメディアが、かつて7度F1王座に輝いたミハエル・シューマッハの容体に関するニュースが流れることをマネジャーが懸命に阻止していると報じている。

2013年の末にフランスでスキー中に転倒し、頭を岩に強打して意識不明に陥ったシューマッハ。その後約半年に及んだ意識不明の状態からは脱し、現在はスイスにある自宅でリハビリ治療が続けられている。

だが、その治療の状況やシューマッハの状態などに関しては、関係者によって固くガードされており、なかなか情報が漏れ伝えられることもない。

イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』は、特にここ数か月はそうした状況が顕著となっており、シューマッハに関するニュースは何一つ伝えられていないと次のように報じている。

「とりわけ、ドイツやスイスにおいてメディアが完全に沈黙しているということは驚きだ。彼らには我々よりも直接的な情報収集源もあるはずなのに」

「これは、シューマッハのマネジャーであるザビーネ・ケームがこれまで行ってきたことによるものだろう。彼女は新聞にシューマッハの健康状態に関する小さな記事が掲載されようものなら、即座に法的手段に訴える可能性に言及した正式な書簡を送りつけている」

そう書いた『Autosprint(オートスプリント)』は、次のように付け加えている。

「そして、シューマッハの自宅で彼のリハビリを担当している医療スタッフは、非常に制約の多い守秘義務項目が盛り込まれた契約書にサインさせられているのだ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック