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F1カタールGPの実現は困難

F1最高責任者のバーニー・エクレストンが、カタールでのF1開催は難しいだろうとほのめかした。

2月にはQMMF（カタール・モーター・アンド・モーターサイクル・フェデレーション）の代表であり、F1統括団体であるFIA（国際自動車連盟）の副会長をも務めるナセル・ビン・カリファ・アル・アティヤが、2016年もしくは2017年からのF1開催に向け、「契約の一歩手前まで来ている」と語っていた。

だが、エクレストンはかつてバーレーンとの間で、これ以上ペルシャ湾地域でF1を開催しないとの約束を交わしており、この問題に関しては当事者同士での話し合いを行って欲しいという姿勢をとっていた。

そして、先週末にF1バーレーンGP（第4戦）を開催したバーレーン・インターナショナル・サーキットの責任者であるシーク・サルマン・ビン・イサ・アルカリファは、次のように先週語った。

「それを決めるのは我々ではない。決めるのはその権利を有している者たちだ」

さらに、先週末のバーレーンで『Reuters（ロイター通信）』からカタールに関する質問を受けたエクレストンは、次のように答えたと報じられている。

「ここ（ペルシャ湾岸）にはすでに十分な数のレースが行われていると思うんだが、どうかね？」