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【マクラーレン・ホンダ】もうすぐポイントに手が届く

2015年04月21日(火)16:46 pm

フェルナンド・アロンソが、マクラーレン・ホンダの今季型車MP4-30は、もうすぐポイントを獲得できるところまできていると語った。

「シーズン開幕はいいスタートを切ることができなかった」

『Speedweek(スピードウィーク)』にそう語ったホンダF1プロジェクト責任者の新井康久は、ほほ笑みながら次のように続けた。

「頂上へと向かう道は険しい。だが、我々はすでにベースキャンプを後にしているよ」

先週末のF1バーレーンGP(第4戦)では、ジェンソン・バトンのクルマに深刻なトラブルが発生し、バトンは決勝レースへの出走もかなわなかった。だが、予選でQ1初突破を達成し、決勝を11位完走で終えたアロンソは、次戦スペインGP(5月10日決勝)では予選Q3に進出することが目標だと語ってバーレーンを後にしている。

ヨーロッパに戻って最初のレースとなるスペインには、マクラーレン・ホンダでは大きく改良したパッケージを投入する予定だ。

「ポイント獲得ももうすぐだよ」とスペインの『El Confidencial(エル・コンフィデンシアル)』に語ったアロンソは次のように付け加えた。

「できれば、スペインかモナコ(5月24日決勝)ではそれを達成したい。そのころにはエンジンの問題も減少しているだろうからね」

一方、新井は、ホンダのエンジンサプライヤーとして7年ぶりにF1復帰を果たしたものの、ここまで非常に厳しい状況となっているものの、これによって関係した社員の中には解雇された者もいるようだとのうわさを否定し、次のように語った。

「いや、そんなことはない。我々は今も同じ顔触れで仕事を続けているよ」

だが、ポイント獲得の望みが高まっているマクラーレン・ホンダだが、そこから一気に飛躍をとげて表彰台さえ狙えるようになると考えるのにはまだ少し早いようだ。

「表彰台は、願望であり望みでもある。まだ4レースしかしていないし、まだ15レースが残っている」

そう述べた新井は、次のように付け加えた。

「シーズン後半になれば、コンスタントにポイントを獲得することができ始めると思っている」

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