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【マクラーレン・ホンダ】「われわれは必ずや勝つ」エリック・ブーリエ(レーシング・ディレクター)/F1バーレーンGP決勝

2015年04月20日(月)8:58 am

2015年F1第4戦バーレーンGP決勝を終え、マクラーレン・ホンダのエリック・ブーリエは、次のようにコメントした。

■エリック・ブーリエ(マクラーレン・ホンダ/レーシング・ディレクター)「われわれは必ずや勝つ」
「フェルナンドは今日、難しく精神的に辛い状況に関わらず、激しく、レベルの高い走りを見せてくれた。あともう少しで今季初ポイントが取れるところだった」
「最終的には11位に終わった。シャンパンのコルクを開けてお祝いしたくなるような結果ではないが、それでも今年初めてQ2に上がれたことに変わりはない。明らかに、開発の方向性が間違っていない印だ」
「とはいえ、在バーレーンの同僚や友人たちのために、もっといいレースをお見せできればよかったのに。レースそのものは、例年どおり成功裏に終わったのだから」
「ジェンソンについては、今日まで運の無さを引きずってしまった感じだ。昨日起きた技術的なトラブル以降、チームはレースに向けて懸命にマシンを準備してきた。ところがエンジンに火を入れる段階で、おとといから昨日にかけて悩まされた電気系の不具合に起因する問題がまだ解決できていないことが、データから明らかになった」
「走れば必ず同じ目に遭うことは火を見るより明らかだった。これでジェンソンのレースは台無しになったのだ。直そうと自分たちのベストを尽くしたが、スタートまでに解決法を見つけることができなかった」
「こんな結果になってジェンソンはもちろん、チームの皆が気落ちしている。だがこれもレースだ。こんなこともある。また翌日がんばるしかない」
「ヨーロッパ・ラウンドの幕開け直前、ここまでの自分たちの働きぶりについて、オーストラリア、マレーシア、中国、そしてバーレーンの4GPを総括しておきたい。われわれは絶え間ない開発でマシンを進化させてきた。その結果、パフォーマンスは右肩上がりの曲線を描くように、目覚ましく上昇した。次のレースは3週間後、カタルーニャ・サーキットで開かれるスペインGP。さらなる改良を加えるに十分な時間だ。現在われわれのライバルであるチームに比べて速さはどれだけ伸びるか、具体的な予想は差し控えるが、今までの曲線は、変わらぬ調子で目に見えて上がり続けると予想している」
「われわれの競争レベルは、決して満足できるものではない。このチームの存在意義は勝利、それしかない。オーストラリアGP以降、長足の進歩を遂げたのは多くのスタッフが途方もない努力を払ったたまものだ。この場を借りて、一人ひとりの情熱と献身に敬意を表したい」
「以前に申し上げたことを、またここで繰り返す。われわれはまだ発展途上だが、必ずや上り詰めてみせる。それは保証してもいい」

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