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2017年の変更に向けて具体的に動きだしたF1

2015年04月19日(日)22:03 pm

2017年にF1のルールを変更する方向でチーム間の話し合いが進んでいる。

F1最高責任者のバーニー・エクレストンは、『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』に対し、理想は現在のV6ターボを廃止して1000馬力のV8エンジンにすること、と話していた。

「ファンが戻ってくる、ショーもよみがえる、スポンサーも帰ってくる」とエクレストン。

エクレストンは「できるだけ早期」のルール変更を望んでいるが、現実的な目標は2017年だ。

■2017年にシャシーとパワーユニットを変更

F1バーレーンGP(19日決勝)でチーム代表が集まり、F1の将来が話し合われた。

メルセデスAMGのトト・ヴォルフは、F1公式サイトのインタビューでこの話し合いに触れ、「ルールは2017年に変わることになると思う」と明かした。

今回は、F1マシンを「より速く、より迫力がある」ものにすることについて話し合われたという。

「その方向で進行しつつある」とヴォルフ。

またヴォルフはイギリスの『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』に対し、「シャシーとパワーユニット」が変更されると話した。

うわさに上っているのが、エンジンをツインターボにし、燃料流量制限を緩和することだ。これによってエンジン音も大きくなる。

しかし、V8エンジンに戻ることはなさそうだ。

「これ(V6)は市販車が向かっている方向だから、自動車メーカーにとって重要な要素だ。だが、シャシーについてはたくさんのことができる」とヴォルフは話している。

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