マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、ホンダとのプロジェクトは「刺激的」だと前向きなコメントを続けている。
ホンダがF1に復帰して3戦を終えたが、マクラーレンはいまだポイントを獲得しておらず、予選も後方に沈んでいる。
だが、アロンソは不安に感じてはいないようだ。『El Confidencial(コンフィデンシアル)』に次のように語った。
「もし何も勝ち取ったことがなかったり契約がなかったり、あるいは生活に困っていたりまだ21歳だったりしたら、不安に感じていただろうね」
「でも僕は33歳で、幸いたくさんのものを勝ち取ってきた。だからこの挑戦はとにかく刺激的なものに感じるんだ」
また、アロンソはこう話している。
「何事も良い面に目を向けるべきだ」
「今のところは、日曜にはちょっと不満を感じるかもしれない。僕だって表彰台でシャンパンを味わいたいからね。でも月曜には、これは人生最大の挑戦なんだと分かる。一番下から築き上げようというんだから」
「今まで味わったことのないような満足感を与えてくれる挑戦だ」
■「Q2進出も可能」とアロンソ
F1バーレーンGP(19日決勝)の初日フリー走行でアロンソは中団チームに匹敵するタイムを記録した。
アロンソも手応えを感じているようだ。
「クルマは中国GP(第3戦)とほとんど同じだ。ここまで4日間しかなかったからね。だからパフォーマンスはそれほど大きく変わっていない。でも今週末は、順調に進めばQ2進出も可能だと思う」
「僕は13位とか15位とか17位とかに目を向けてはいない。それは優先順位の2番目だ。(将来)もっと重要な結果をかけて戦えるようにすることに比べればね」