2015年F1第3戦中国GPが4月11日(土)、上海インターナショナル・サーキット(1周/5.451km)で2日目を迎え、現地時間12時(日本時間13時)から行われたフリー走行3回目でメルセデスAMGのルイス・ハミルトンがトップに立った。ハミルトンはここまでの3回のセッションをすべてトップで終えたことになる。
天候に恵まれた上海で行われた予選前最後のセッションは、メルセデスAMGが1-2体制を築いた。これに予想通りフェラーリの2台が続き、このレースでもメルセデスAMG対フェラーリという構図が明確となってきている。
硬めのミディアムタイヤではウィリアムズ勢がそこに続いていたが、軟らかめのソフトタイヤでの走行ではレッドブル勢が3番手勢力として浮上してきている。
期待されたマクラーレン・ホンダ勢だが、フェルナンド・アロンソはセッション開始早々のアウトラップでエンジントラブルが発生。結局このセッションはノータイムに終わった。ジェンソン・バトンは15番手となっている。だが、中団グループは1秒以内に13台がひしめきあう接戦となっており、予選ではQ2進出も十分に狙える位置にいるのは確かだ。
2番手から10番手までの結果は次のとおり。
2番手ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、3番手セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、4番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、5番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、6番手ダニール・クビアト(レッドブル)、7番手カルロス・サインツ(トロロッソ)、8番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、9番手マックス・フェルスタッペン(トロロッソ)、10番手ロマン・グロージャン(ロータス)。
F1中国GP予選は、このあと日本時間16時から始まる。