2015年F1第3戦中国GPが4月10日(金)、上海インターナショナル・サーキット(1周/5.451km)で開幕。現地時間14時(日本時間15時)から行われたフリー走行2回目で、1回目に続いてルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)がトップに立った。
セッション序盤は各ドライバーが硬めのミディアムタイヤでの走行を行い、ここでハミルトンとチームメートのニコ・ロズベルグが1-2体制を築く。軟らかめのソフトタイヤに履き替えたキミ・ライコネン(フェラーリ)が大きくタイムを更新してトップに立つと、ハミルトンもタイヤを交換してすぐにその座を奪い返す。
だが、ロズベルグはアタックラップでミスを犯してしまいタイムを伸ばせない。この後フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)のクラッシュによる赤旗中断もあり、ロズベルグはソフトタイヤでの順位アップを果たせないままロングランプログラムへ移行することとなった。
マクラーレン・ホンダ勢も順調に周回を重ね、ジェンソン・バトンは今シーズン初めてトップ10でセッションを終えている。チームメートのフェルナンド・アロンソも12番手につけており、予選Q3進出も視野に入れられるところまで調子を上げてきたと言えるだろう。
2番手から10番手までの結果は次のとおり。2番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、3番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、4番手セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、5番手ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、6番手ダニール・クビアト(レッドブル)、7番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、8番手フェリペ・ナッセ(ザウバー)、9番手ロマン・グロージャン(ロータス)、10番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)。
■【P2結果】F1中国GPフリー走行2回目の順位、タイム差
F1中国GPフリー走行3回目は、明日の日本時間13時から始まる。