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ロベルト・メリー、「いつかはシートを失うだろう」

2015年04月07日(火)20:20 pm

ロベルト・メリーが今週末のF1中国GP(12日決勝)でもマノー・マルシャのコックピットに収まるべく、中国へと向かっている。

だが、メリーは、もしも資金を持ちこめるドライバーが現れれば、自分がマノー・マルシャのシートを失うことになるだろうということも分かっている。

今週末の中国GP、そして2週連続開催となる来週のバーレーンGP(19日決勝)を前に、メリーはそのいずれのレースにおいてもステアリングを握ることになるかどうか、チームからはまだ正式には伝えられていないと認めている。

「でも、その知らせを待っているわけじゃないよ」と『Marca(マルカ)』に語ったメリーは、次のように付け加えた。

「彼ら(マノー・マルシャ)が何も言っていないということは、僕が中国、そしてバーレーンでもレースをすることになると思う」

そのメリーは、仮にマノー・マルシャのシートを失ったときのことも想定している。メリーはすでに2015年にはフォーミュラ・ルノー3.5シリーズにフルエントリーする契約を結んでおり、マレーシアGPが終わったときもそのままスペインに戻り、同シリーズで乗るクルマのテストを行っていた。

だが、もしメリーがこのままマノー・マルシャでのレースを続けていくことになれば、今年はいくつかのレースで、F1とフォーミュラ・ルノー3.5のレース日程が重なってしまう。

そのうち、マノー・マルシャのシートを失うことになるという心配をしているかと尋ねられたメリーは、「現実的には、その可能性はあるんだ」と答え、次のように続けた。

「心配だと言うつもりはないよ。自分にできることは、ベストを尽くすことだけだし、今後どうなるかを考えても仕方ないからね。でも、正直に言って、そうなる可能性はある」

メリーは、現在はまともに走行することすらままならないマノー・マルシャだが、中国やバーレーンではもっとスピードも上げてこられるはずだと考えているようだ。

「マレーシアでは、エンジンのパワーをフルに使っていなかったんだ。それに、周回数もすごく少なかったから、予選ではブレーキングポイントさえ思い出せないほどだったよ」とメリーは付け加えた。

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