フェラーリの脅威を前に、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグはあらためて協力し合う姿勢を見せている。
今年も圧勝間違いなしと見られていた現チャンピオンチームのメルセデスAMGだが、F1第2戦マレーシアGPではフェラーリのセバスチャン・ベッテルに敗北を喫した。これを受けてチームは先週末にファクトリーでミーティングを設け、ドライバー2人を招集した。
ドイツの『Bild am Sonntag(ビルト・アム・ゾンターク)』紙によると、これまではそれぞれのドライバーが別々の日にミーティングを行っていたという。
「今回は全員がそろった」とメルセデスAMG非常勤会長のニキ・ラウダが語っている。
「1つの大きなグループとして(マレーシアGPの)レースを分析したから、中国GP(12日決勝)への準備は万端だ」
「フェラーリとベッテルに対抗するため、力を合わせる必要がある。チーム内での争いはなしでだ」
ロズベルグも3日(金)にハミルトンとのツーショットをツイートし、こう述べている。
「今日は良いチームファクトリー訪問になった。赤いクルマを上海で倒す計画を練ったよ!」
一方、『f1-insider.com』が、ハミルトンとメルセデスAMG双方の弁護士が2016年以降の契約について合意したと報じた。
推定契約金は年間4000万ユーロ(約52億円)で、来週末の中国GPで発表されるのではないかと記事は伝えている。
Good team factory visit today. Coming up with a plan to beat the red cars in shanghai! @MercedesAMGF1 @LewisHamilton pic.twitter.com/JfKkprHkdR
— Nico Rosberg (@nico_rosberg) 2015, 4月 2