日産は、2015ニューヨーク国際オートショーにて、今夏発売予定の新型「マキシマ」を公開した。
新型「マキシマ」は、昨年の北米国際自動車ショーで披露された「スポーツセダンコンセプト」をコンセプトモデルとして開発されたものだ。日産の最先端技術を駆使し、優れた走行性能と最新のデザインが施された8代目「マキシマ」は中型セダンセグメントに新基準を打ち立てる革新的「4ドアスポーツカー」となっている。
エクステリアは、「スポーツセダンコンセプト」で提示された新しい基本設計概念に基づき、同セグメントとしては画期的なワイドアンドローでスポーティーなプロポーションを実現。さらに、Vモーショングリル、ブーメランシェイプのランプ、フローティングルーフ等、最新のニッサンデザインランゲージが余すことなく表現されている。
インテリアは、ダッシュボードおよびコンソールのレイアウト、ドライバー側に振ったコンソール上の「ディスプレーコマンダー」などによりスポーティーなイメージを強調。素材や仕上げにこだわった作り込みによりプレミアム感も与えられている。
日産のセダンでは初となる1.2GPa級高成形性超ハイテン材の採用により現行モデルに対してねじれ剛性を25%改善し、約37kgの軽量化に成功。これにより乗り心地もさらに向上された。また、搭載される新型3.5リッターV6エンジンは、先代に対して約6割の部品が新規に採用されており、15%の燃費向上を達成している。
テネシー州のスマーナ工場で生産が予定されている新型「マキシマ」は、5グレードがラインアップされることになっており、価格は32,410米ドル(約388万円)からとなる。