ホンダ、「シビックコンセプト」をニューヨークオートショーで世界初公開

ホンダの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターが、2015年ニューヨークオートショー（プレスデー：2015年4月1日～2日、一般公開日：4月3日～12日）において「シビックコンセプト」を世界初披露した。

「シビックコンセプト」は、北米で2015年秋に発売が予定されている次期「シビック」シリーズのコンセプトモデルだ。力強く躍動感に満ちたエクステリアデザインが施されるとともに、高い走行性能を発揮するための装備が取り入れられ、歴代シビックを大幅に上回るスポーティーなモデルとなる。

北米で10代目となる次期シビックは、新開発のプラットフォームを採用。北米市場にはクーペ、セダンに加えて、新たに5ドアも投入される。エンジンは、北米市場では初導入となる新世代パワートレイン技術群「アース・ドリームス・テクノロジー」の一つである1.5リッターVTECターボを搭載。これに6速マニュアルトランスミッションや新開発のCVTを搭載することで、軽快な走りと優れた燃費性能の両立が目指されるとともに、卓越した乗り心地をも実現している。

この北米向け次期シビックのデザインと開発は北米を中心に行われており、セダンとクーペは米国のインディアナ工場とカナダのオンタリオ工場で、5ドアはイギリスのスウィンドン工場でそれぞれ生産される。