セパン・インターナショナル・サーキットで行われた2015年F1第2戦マレーシアGP決勝を終え、マクラーレンのジェンソン・バトンがコメントを行った。
【結果】F1マレーシアGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント
■ジェンソン・バトン「集団の中で戦えた」
決勝/リタイア
「レースのスタートでは少しばかりドタバタしてしまったよ。セーフティカーが導入されたとき、ピットに入ったんだけど通常よりも時間がかかってしまったんだ。それで、ロベルト(メルヒ/マノー・マルシャ)の後ろでコースに戻ってしまうことになった」
「彼(メルヒ)はセーフティカーが戻る前に前との差をつめようとしなかったんだ。だから、レース再開のときは集団から4秒か5秒遅れてスタートしなくてはならなくなったよ。それから彼を追い抜いて、前のクルマを追い上げていったんだけど、それによってタイヤを痛めることになってしまった」
「でも、コース上では楽しめたよ。僕たちはレーサーだからね。レッドブルの1台を視界の中にとらえることができたのはもちろんうれしい驚きだったよ。レースに持ち込むのはまだ無理にしてもね」
「それに、ほかのクルマともこれまで以上に張り合えるようになった。集団の中で争えるようになったことが、今週末で最も前向きなことだね。近いうちに、彼らをとらえ始めることができることを期待している。1レースごとに力を付けてね」
「今日は有益な1日だったよ。フェルナンド(アロンソ)も僕も早めにレースを終えるしかなかったことだけは残念だけどね」