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【マクラーレン・ホンダ】予選は後方グリッドに終わるも進歩に手応え

2015年03月28日(土)22:19 pm

F1第2戦マレーシアGP(29日決勝)予選で再び最後方グリッドに沈んだマクラーレン・ホンダだが、ドライバー2人はチームの進歩に手応えを感じている。

全20台で争われたマレーシアGP予選で、マクラーレンのジェンソン・バトンは17番手、フェルナンド・アロンソは18番手だった。さらに後方は、今週末からようやくコースに出ることができたマノーの2台だけだ。

しかし、アロンソもバトンも予選後に明るい表情を見せた。

「苦しんでいるよ。でも、オーストラリア以降、クルマは素晴らしく良くなった」とアロンソ。

「厳しいことは分かっていた。でも、オーストラリアではもっと引き離されていたからね」

「この調子で続けたら、3、4レース後にはポールを取れるよ」とアロンソはジョークを飛ばしている。

バトンもホンダエンジンの進歩をたたえている。

「ここではエンジンが大々的に進歩した。たぶん明日の決勝でそれが分かると思うよ。燃費についてもそうだ」

「開幕戦では、クレイジーな量の燃料をセーブしていた。一時は20%もだ」

「それよりずっと楽になるはず。明日はペースでそれを示せると思う。それでも苦しいことに変わりはないだろう。でも、僕たちは前進している」

■移籍に後悔はないとアロンソ

一方、アロンソの古巣であるフェラーリは今年から調子を上げており、マレーシアGPではセバスチャン・ベッテルがメルセデスAMGの間に割って入り2番手グリッドを獲得した。

しかしアロンソは、マクラーレン・ホンダに加わったことを後悔していないと語る。

「目の前には大変な挑戦が待ち受けている」とアロンソ。

「でも、それを成し遂げるときの味わいは、いっそう素晴らしいものになるはずだ」

「これまでのキャリアでも美しい瞬間を幾度か経験した。フェラーリとの経験は素晴らしいものだったよ。でも、5年で十分だ。7年間も2位や3位でいたくはない。たとえ最初のシーズンにはリスクを取らざるを得ないとしてもね」

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