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【ホンダF1】「エンジン供給は1チームで十分」

2015年03月27日(金)16:41 pm

エンジン開発のスピードアップが求められるホンダF1。しかし彼らは、供給チームを増やしても意味はないと考えている。

F1に復帰早々ホンダが苦しんでいるのは、マクラーレンだけに注力しているからでは。そんな疑問にホンダの新井康久F1プロジェクトリーダーが答えたものだ。

他エンジン供給メーカーは、どんな事情だろう。フェラーリはザウバーとマノー・マルシャのカスタマーチームを抱えている。ルノーはレッドブル系2チームが顧客だ。

速さでF1をリードするメルセデス・ベンツは、ワークスのメルセデスAMGをはじめ、ウィリアムズ、ロータス、フォース・インディアにエンジンを供給。フィードバックされるデータ量だけでも、単純にホンダの4倍だ。

ところが新井リーダーはイタリア『Autosprint(オートスプリント)』誌に、次のように語る。「他チームを擁すれば挽回が簡単と考えるのは早計です」

「マクラーレンとの共同作業により、正しい方向性で開発をするのに十分なデータは得られます」

とはいえホンダは、V6ターボのカスタマー供給にやぶさかではないと新井リーダーはいう。ただし「今のところ他チームからオファーはありません」

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