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【マクラーレン・ホンダ】「マシン開発を続けるのみ」エリック・ブーリエ(レーシング・ディレクター)/F1マレーシアGPプレビュー

2015年03月25日(水)6:35 am

マクラーレン・ホンダのエリック・ブーリエが、セパン・インターナショナル・サーキットで行われるF1第2戦マレーシアGP(29日決勝)に向けて意気込みを語った。

■エリック・ブーリエ(マクラーレン・ホンダ/レーシング・ディレクター)「マシン開発を続けるのみ」
「メルボルンの結果がわれわれの目標だったと思ってもらっては困るが、あの週末で稼いだ走行距離は貴重なものだ。おかげで多くを学べたし、収集したデータからヒントをもらったよ。それぞれのセッションで走行できたので、必要なシステムチェックもはかどった。セットアップのバリエーションも増えたし、空力のテストも行うことができた」
「マレーシアは、メルボルンと違った意味で大きな試練となるだろう。ただでさえ猛烈な熱と湿気でマシンのバランス取りが難しいうえに、変わりやすいコンディションと高速コーナーの数々が追い打ちをかけるのだ。メルボルンでは両ドライバー(バトンとマグヌッセン)から車体のドライバビリティが良好だとの報告を受けた。しかしパフォーマンスを上げるにはもっとタイヤに熱を入れてやらねばならないが、それがなかなか一筋縄ではいかないのだ。たとえセパンの路面温度が高いからといって、そう簡単に物ごとは運ばない」
「フェルナンドがマシンに戻れそうでよかった。彼もヤル気満々のようだし、今週末に向けて人知れず努力してきたに違いない。それに、メルボルンでケビンが見せた頑張りにも拍手を送りたい。彼のフィードバックはこれ以上ないほど貴重なものだった。残念ながら決勝は走れなかったが、MP4-30の熟成に大いに貢献してくれたよ。パッケージを良くしていこうと、マクラーレンとホンダはひとつのチームとなって日々、努力を重ねている。マレーシアではさらに走行距離を積み上げて、マシン開発を推し進めたい」

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