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ザウバーの女性チーム代表、メルボルンでの裁判を語る

2015年03月23日(月)16:44 pm

ザウバーのチーム代表であるモニシャ・カルテンボーンが沈黙を破り、ギド・ヴァン・デル・ガルデとの法廷闘争において、自分が「間違い」をしでかしていたと認めた。

2015年F1開幕戦オーストラリアGPが行われたメルボルンで繰り広げられたヴァン・デル・ガルデとザウバーとの裁判ざたをめぐっては、唯一の女性チーム代表であるカルテンボーンに対し、その職務に適任なのかどうかを懸念する声もあがっていた。

この一件の後初めてインタビューに応じたカルテンボーンは、スイスの『SonntagsBlick(ゾンタークスブリック)』紙に対し、次のように語った。

「オーストラリアの裁判所に座り、刑務所という言葉さえ聞くことになったのはショックでした」

カルテンボーンはさらに、もしヴァン・デル・ガルデがメルボルンでF1出走に必要なスーパーライセンスの取得に成功していれば、この問題はさらに大きなものへと発展していただろうと次のように続けた。

「もし彼がFIA(国際自動車連盟)からライセンスを受けることができていたら、彼は全力でクルマに乗ろうと試みたでしょう」

仮にそうなっていたら、ザウバーとしてはフェリペ・ナッセかマーカス・エリクソンのどちらかのシートを取り上げなくてはならないことになっていたはずだ。

ナッセはブラジル銀行という大口スポンサーをチームに持ち込んでおり、今季型車C34はそのイメージカラーが施されたものとなっている。エリクソンも同様に巨額のスポンサーマネーを持ち込んでいる。もし、そのどちらかのドライバーがレースに出られなくなれば、さらに別の問題が発生することになったのは間違いないところだ。

最終的に、ヴァン・デル・ガルデのマネジメントや支援者たちはザウバーから1,500万ユーロ(約19億4,500万円)の賠償金を受けとることで和解に至ったわけだが、その資金に関しては財政的に厳しいとされるザウバー自身が出したものかどうかは定かではない。

うわさでは、ナッセかエリクソンのスポンサーか、あるいは現在はカルテンボーンとともにザウバーの共同オーナーとなっているチーム創設者のペーター・ザウバーが個人的にねん出したのではないかなどとささやかれている。

「それについてはコメントできませんし、今後もするつもりはありません」

そう語ったカルテンボーンは、さらに次のように続けた。

「ええ、私はミスを犯しました。私はあまりにも信頼し過ぎていたために、ひどいしっぺ返しを食ってしまいました」

「裁判所は、物事の善悪を基準として判断を下すわけではないんです。彼らにとってはほかの状況がどうあれ、文書化された合意だけが判断のよりどころなんですから」とカルテンボーンは付け加えた。

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