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フェラーリ、新施設に移転

フェラーリが引越に忙しい。

ドイツ『Bild am Sonntag（ビルト・アム・ゾンターク）』紙は、2015年F1開幕戦オーストラリアGPでメルセデスAMGに次ぐ勢力を示したイタリアの名門は、新しくマラネロの本社敷地内にできた建物に移転中だと報じた。

この施設は去る2010年、シャシーとエンジンの両部門をひとつ屋根の下に収める考えに沿って元チーム代表のステファノ・ドメニカリが建設を決めたものだが、その後、彼はチームを追われた。

それまで使用していた工場は、実に1947年の建築だという。

新チーム代表のマウリツィオ・アリバベーネは、できれば打倒メルセデスAMGに集中したいところだが、もっか本拠地移転に忙しいと次のように語った。

「決して理想的なタイミングといえないが、こればかりはどうしようもない」「技術者が全員移るまでには3ヶ月ないし4ヶ月はかかるだろう」

『Bild am Sonntag（ビルト・アム・ゾンターク）』によると述べ700人のスタッフが働く25,000平方メートルの施設には、新たなシミュレーターと、4,000万ユーロ（約52億円）を投じたハイブリッド・エンジンのテストベッドを備える。

新工場の総工費は不明だ。

チームマネージャーのマッシモ・リヴォラは、「すでに新オフィスに移った」とのことだ。