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メルセデス・ベンツ、ドイツGP救済に動いていた

2015年03月23日(月)6:57 am

メルセデス・ベンツが2015年F1ドイツGP救済に乗り出していたことが判明した。

FIA(国際自動車連盟)は20日(金)、7月19日開催予定だったドイツGPの中止を発表。バーニー・エクレストンと主催者側が「合意に達しなかった」のが 理由だ。

ドイツGPを巡っては、ホッケンハイムのみならず、もともと開催するはずだったニュルブルクリンクも経営不振から白旗を揚げていた。以上の非常事態にメルセデスAMGのトト・ヴォルフは、「できるかぎりの協力は惜しまない」とレース救済の意思を表明。

「われわれにとっては重要なグランプリだ」と、その理由を述べるのだった。

22日(日)付けのイギリス『The Observer(オブザーバー)』紙によるとメルセデス・ベンツは、ドイツGP開催に見込まれる赤字の半分を補てんする上、レースのプロモーションも申し出たという。

「通常、F1参戦チームが特定のグランプリに金銭的な援助を施すのは筋違いだ。永続性を持つ好ましい前例になるとも思えない」

「しかしながら、ドイツGPはF1のカレンダーに無くてはならない存在だ。われわれもレース開催に重大な関心を寄せている」と語るのは、メルセデスの広報だ。

「そこでメルセデス・ベンツも交渉に参加し、ホッケンハイムにおける2015年F1ドイツGPの成功に向けて大規模な援助を申し出たが、残念ながら了承されなかった」

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