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ヨス・フェルスタッペン、ルノーに恨み節

2015年03月17日(火)17:18 pm

元F1ドライバーのヨス・フェルスタッペンが、2015年F1開幕戦オーストラリアGPの決勝後には「怒りに満ちていた」と認めた。

ヨスは、今年17歳F1ドライバー誕生が大きく話題となったトロロッソのマックス・フェルスタッペンの父親であり、ここまでのマックスのレースキャリアを導いてきたマネジャー兼トレーナーでもある。

その親子にはこんなエピソードがある。

かつてカートレースに出場していたマックスがクラッシュしてしまったとき、怒ったヨスはその後1週間も息子と口をきこうとしなかったという。

そのときのことを思い起こしながら、ヨスは次のように語った。

「(クラッシュは)自分を傷つけてしまうことになるんだと本気で彼に教えたかったんだ」

今回、そのヨスの怒りの矛先が向けられたのは、トロロッソにエンジンを供給するルノーに対してだった。

オーストラリアGPでは、同時にF1デビューを飾った20歳のカルロス・サインツが予選でQ3進出を決めると、決勝でも9位に入り、大きな称賛を集めた。だが、マックスが乗っていたSTR10の方にはエンジントラブルが発生し、途中リタイアに終わってしまった。

「私は本当に怒っていたよ」

43歳となるヨスは、母国オランダの『De Telegraaf(テレグラーフ)』にそう語ると、次のように続けた。

「夢のような結末を迎えるはずが、あれで一気に期待外れに終わってしまったんだからね」

「うまくいっていないのは明らかだ。ルノーはさらに懸命な努力をして(エンジンを)供給する必要がある」

憤まんやるかたないヨスは、次のように付け加えた。

「マックスにとっても不満の残るものだ。彼がF1での経験を積むことができたのはいいことだ。だが、もし彼が別のメーカーのエンジンでここにいれば、驚くような走りを見せられたはずだからね」

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