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「昨年からの改善幅は全チーム中一番大きい」フェラーリ/F1オーストラリアGP決勝

2015年03月15日(日)20:48 pm

アルバート・パーク・サーキットで行われた2015年F1オーストラリアGP決勝を終え、フェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンがコメントを行った。

【結果】F1開幕戦オーストラリアGP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数

■セバスチャン・ベッテル「戦略でウィリアムズの前に出られた」
決勝/3位
「表彰台でイタリア国家を聞くことはできなかったけれど、今週末に関してはすごく満足できると思う。小さなミスによってキミ(ライコネン)がレースを完走できなかったのは残念だ。だけど、全体的に見ればかなりいい週末だったよ。一番重要なことは、僕たちにはいいクルマがあり、これをベースにしてさらに改善に取り組んでいけるということだ。だから、マラネロで、そしてここオーストラリアで懸命に頑張ってくれたみんなにもおめでとうと言いたい。彼らがいなかったらこういう結果を得ることは不可能だったよ」

「スタートは最高というわけにはいかなかった。かなりホイールスピンが起きてしまったんだ。そして内側のラインをとろうとしたんだけど、タイヤにはまだ熱が入りきっていなかった。僕たちのレース戦略は素晴らしかった。僕たちは1回ストップ作戦で、いい最高速を持つウィリアムズの前に出ることができたんだ」

「これから、今後のレースに向けて自分たちのパフォーマンスを確かなものにしていかないとならないし、一歩ずつそれを進めてメルセデスAMGとの差を縮めていけるようにしたいね。差はまだ大きいけれど、すべてのチームの中でも、僕たちのクルマがこの冬を通じて最も大きく改善されたと思っている。昔からフェラーリでレースをすることを夢見ていたけれど、ちょうどいいときにそれがかなったよ」

「表彰台でシャンパンを飲んだけど、チームのみんなにも少し残しておいたんだ。彼らもそれが大好きだと言っていたからね。ファンのみんなにも感謝するよ。僕たちのクルマは素晴らしい。予選だけでなく、決勝でもね。また表彰台に上りたいし、多分何勝かできるんじゃないかと期待しているよ」

■キミ・ライコネン「不運に見舞われただけ」
決勝/リタイア
「スタートしてすぐに誰かが後ろから僕にぶつかったんだ。そうしたら今度は右側も誰かにぶつかってしまった。でもあれはセバスチャン(ベッテル)だったとは思っていないよ。あの衝撃でアンチストールシステムが作動してしまったし、クルマのフロアも少しダメージを受けてしまっていた」

「レースではとても速かったし、ウィリアムズに追いつき、表彰台さえ狙うことができたはずだ。ところが2回のピットストップでいずれも問題が発生してしまったんだ。実際に何が起こったのか詳しくは知らないけれど、ダウンフォースが少し失われたのは分かった。でも、チームメートが表彰台に上ったのはチームにとって素晴らしい結果だったよ」

「アタックラップのときにミスをしてしまったけれど、予選のときにすでに僕たちにはいいクルマがあることは分かっていた。そしてレースでも、僕たちとメルセデスAMGの差は土曜日よりは小さくなっていたようだ。今日は単にすべて(の不運)が僕のほうに起こってしまったということさ」

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