アルバート・パーク・サーキットで行われた2015年F1オーストラリアGP決勝を終え、ホンダのF1プロジェクト責任者である新井康久がコメントを行った。
【結果】F1開幕戦オーストラリアGP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数
■新井康久「マレーシアではさらに前進を図りたい」
「ジェンソン(バトン)がレースを完走することができたのはチーム全体にとって大きな前進となった。同時に、今日示したパフォーマンスは、我々が今後フルに競争力を発揮するという目標に到達するためにどういう仕事が残されているかを明確に示すものだった」
「ケビン(マグヌッセン)にとっては重要なレースだったし、彼には申し訳なく思っている。レースができるだけのパワーユニットを彼に供給することができなかったことは本当に残念だ。ケビンに起きた問題の原因解明に全力を尽くす必要がある。クルマが我々のところに戻ってきていないが、そうなれば我々もエンジンカバーをはずして調査を行うことができる」
「これからはマレーシア(29日決勝)を意識していくことになる。非常に暑く、湿度が高い環境でのレースは楽なものとはならないだろう。主要な目標は熱のマッピングに取り組むことだし、もっと競争力を発揮できるデータセッティングを行うことで前進を図っていきたい」