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【マクラーレン・ホンダ】「これからMP4-30の能力を解き放てる」エリック・ブーリエ/F1オーストラリアGP決勝

2015年03月15日(日)19:04 pm

アルバート・パーク・サーキットで行われた2015年F1オーストラリアGP決勝を終え、マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターであるエリック・ブーリエがコメントを行った。

【結果】F1開幕戦オーストラリアGP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数

■エリック・ブーリエ「これからも全力で取り組む」
「非常に厳しい週末だったし、前向きなことを見つけることも簡単ではなかった。だが、実際にはいくつかを手にすることはできたよ」

「何よりもまず、ジェンソン(バトン)のクルマがレースを完走できたことをうれしく思っている。彼は非常にうまく運転してくれたし、チェコ(セルジオ・ペレス/フォース・インディア)を何周にもわたって非常にたくみに押さえこんでくれていた。そして56周を達成したことで多くの有益な情報を我々に与えてくれた」

「とは言うものの、彼はレース勝者のルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)には1周どころか2周遅れにされてしまった。パフォーマンスに関しては、まだ登るべき山があることも分かっている。それでも、我々のコーナーでのスピードはかなりよかった。それは、MP4-30にはまだ秘めた能力があることを示すものだし、ホンダも我々も、これからそれを解き放っていくことができる」

「ケビン(マグヌッセン)に関しては、まだ原因は特定できていないが、パワーユニットのトラブルのためにレースが始まる前にリタイアせざるを得なかったのは不運だった」

「最後に、昼夜を問わず懸命に取り組んでくれていた我々のメカニックたちに感謝と称賛の言葉を贈りたいと思う。彼らこそ隠れたヒーローだ。チームの誰もがね。この機会を借りて彼らにはっきりと敬意を表したいと思う」

「2週間後にはセパン(マレーシアGP/29日決勝)でレースをすることになる。あそこの気候はものすごく暑くて湿度も高い。この短い期間でどれほど上向きにできるかをせっかちに予測するつもりはないが、パフォーマンスや信頼性を向上させるために、これからも絶えずあらゆる手段を講じて全力で取り組んでいく。それだけは100%確実だと言えるよ」

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