2015年F1開幕戦オーストラリアGPで、F1復帰後初の予選に臨んだホンダエンジンだったが、最下位という結果に終わった。
【結果】F1開幕戦オーストラリアGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム
出走18台の予選で、マクラーレン・ホンダは、ジェンソン・バトンが17位、ケビン・マグヌッセンが18位だった。
結果以上に問題なのが、トップのメルセデスAMGに対して1周6秒もの大差をつけられている点だ。
バトンは、「ここでものすごい競争力を発揮することは元々あり得なかった」と述べ、驚いてはいないと話した。
「少しでも競争力があるとすら思っていなかったけれど、クルマの感触はいいんだ。すごく後れをとってはいるけれどね」
元F1ドライバーのタキ井上こと井上隆智穂氏は、ツイッターで「日本の品質はクズレベルだな!」と厳しいコメントをしている。
メルセデスAMGとの6秒差は、エンジンパワーに換算すると250馬力に当たるという試算もある。
しかし、ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、気温が高かったためにホンダエンジンはトラブルを抱え、エンジンを壊さないために抑えたセッティングを使わざるを得なかったと伝えている。