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ベッテル「感電の心配などしない」

2015年03月12日(木)20:42 pm

13日(金)にメルボルンで開幕を迎える2015年F1シーズンだが、すでに報じられているように、そこにフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)の姿はない。2月22日(日)にバルセロナでテスト走行中に起こったクラッシュにより、大事をとって開幕戦を欠場することが決まったからだ。

アロンソの事故に関しては不可解の事実も多く、その後今日に至るまで数多くのうわさや憶測がメディアをにぎわせ続けている。

中でも、強くささやかれているうわさは、マクラーレン・ホンダMP4-30に搭載されたホンダのパワーユニットに何らかの異常が発生し、アロンソが感電してしまったのではないかというものだ。また、アロンソ本人に何か身体的異常があり、運転中に意識を失ったのではないかといううわさも根強くささやかれている。

F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)が調査に乗り出したことも報じられているが、いまだにその事故の原因や状況についての詳しい説明がなされないことで、ほかのチームやF1ドライバーたちが不安になるのも仕方のないことだろう。

だが、今回事故にあったアロンソに代わって今年フェラーリに移籍したセバスチャン・ベッテルは、F1カーは安全だと信じていると次のように語った。

「もし、何か異常があると考えた場合、誰もそのクルマで僕たちをコースに送り出したりはしないと思う」

「僕たちは、どのチームであろうが、そういう事故を起こさないようにするためのチーム精神を有り余るほど持っていると思っているよ」

F1オーストラリアGPが開催されるメルボルンで12日(木)にそう語ったベッテルは、次のように付け加えた。

「だから、チームが走っても大丈夫だと判断すれば、走っても大丈夫なんだよ」

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