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FIA、アロンソの事故調査に言及

2015年03月12日(木)20:23 pm

FIA(F1統括団体である国際自動車連盟)では、今も2月22日(日)にバルセロナでのテスト中に起こったフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)の不可思議な事故についての調査を継続している。

その事故で脳震とうを起こしたアロンソは、13日から始まる2015年F1開幕戦オーストラリアGP(15日決勝)を欠場することになっている。

だが、実際にはそれ以上の真実がこの事故には隠されているのではないかと疑いを持つ者も少なくない。メディアには、アロンソがマクラーレン・ホンダのパワーユニットに設けられたERS(エネルギー回生システム)の異常によって感電したのではないか、あるいは、アロンソに何か身体的問題が発生し、運転中に気を失ったのではないかというような憶測が取り上げられている。

FIAのF1競技委員長であるチャーリー・ホワイティングは、12日(木)にメルボルンで記者たちに次のように語った。

「マクラーレンや我々の医療部門とともに、対象となるすべての情報に関して調査を進めているところだ」

「マクラーレンとは、何か機構的な問題があったのではないかと観点からも話し合いを続けている。医療部門は、病院で彼(アロンソ)の治療にあたった人たちと話を続けている。この件に関して私が言えることはそれがすべてだ」

そう述べたホワイティングは、次のように付け加えた。

「この調査に期限を定めたりはしていない」

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