セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が、今年1年を共に戦うことになるフェラーリの2015年型車SF15-Tに「エヴァ」というニックネームを付けたと報じられている。
レッドブルで2010年から2013年まで4年連続でF1チャンピオンに輝いたベッテルだが、これまで自分が乗るF1マシンに女性の名前を付けるのが伝統的行事となっていた。そして、それはフェラーリへ移籍してからも同じだった。
これまで、ベッテルはレッドブルのマシンには「淫(みだ)らなマンディ」(2010年)とか、「変態カイリー」(2011年)といったような変わったニックネームを与えることもあった。だが、今年はフェラーリで自分のキャリアに新たな創世記の第一章を書き加えることになったのを意識してか、余計な装飾後は付けず、シンプルに「エヴァ」とだけ呼ぶことにしたようだ。
ベッテルは、その「エヴァ」で13日(金)から始まる2015年F1開幕戦オーストラリアGP(15日決勝)に臨むことになる。