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フランク・ウィリアムズ、健康を回復

2015年03月12日(木)10:15 am

入院中だったフランク・ウィリアムズは自宅に戻り、健康を取り戻しつつある。

昨年終盤戦いらい、パドックから姿を消した様子のウィリアムズ。実は、じょくそう(床ずれ)ができて入院していたのだった。

英グローヴが本拠地の古参チーム、ウィリアムズは、彼がパトリック・ヘッドと共同で立ち上げたもの。1986年の自動車事故で車いす生活を余儀なくされているが、チームの精神的支柱としてグランプリに通い続け、日本では「車椅子の闘将」と呼ばれている。ウィリアムズが留守のあいだにチームを率いるのは、彼の娘でチーム副代表クレアだ。

病院には数週間、滞在したというウィリアムズ。イギリス『Telegraph(テレグラフ)』紙が11日(水)に伝えたところによると、ウィリアムズはすでに職場復帰し、2015年シーズンは15戦に顔を出す。

フランク卿は次のようにいう。「今は会社に週七日、通っている」「私はこの仕事を愛しているのでね」

まさか愛娘にチームを任せるとは夢にも思わなかったウィリアムズ。しかし、いずれ身を引く日が来るなら、クレアにチームを託したいという。

クレアは2001年、広報補佐としてチーム入り。ウィリアムズによると彼女は「非常に勤勉」で、今の仕事を「みごとに」こなしている。

「彼女ならチームを切り盛りできるだろう」、そのように話すフランク・ウィリアムズだった。

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