2016年からF1に参戦するアメリカのF1チーム、ハースが着々とスタッフ作りを進めている。
元ジャガーとレッドブルでハースのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーはこのほど、前マルシャのデイブ・オニールをチームマネージャーに指名。
ドイツ『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が10日(火)に報じたところによると、他にも前レッドブルのロブ・テイラーをチーフデザイナーに起用したり、空力の主任には技術パートナーのフェラーリからベン・アガサンジェロウに来てもらった。
「彼(アガサンジェロウ)と(ロブ)テイラーの2人で、すでに60パーセントの風洞モデルが完成させた」と、同誌のミハエル・シュミット記者。エンジンはフェラーリ製を使用する。
またこの記事では、2016年型ハースの新車は形状が今季型フェラーリに似ているうえ、風洞実験は、毎回マラネロにある施設を使用するという。
「ここまで随分がんばった」「しかし、2016年開幕戦までにやることは、まだまだ多い」
「フェラーリと技術提携を結んだおかげで、マシン製作とチーム作りが助かっている。F1参入の新しい形だ」とシュタイナーは語った。