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ライコネンとの契約は正しかったとフェラーリ元チーム代表

2015年03月09日(月)19:22 pm

フェラーリの元チーム代表であるステファノ・ドメニカリが、キミ・ライコネンと契約を結んだのは正しい判断だったと主張した。

昨年4月に当時のフェラーリ会長であったルカ・ディ・モンテゼモーロからチーム代表の座を追われたドメニカリ。だが、2014年のフェルナンド・アロンソのチームメートとして、2013年までロータスに在籍していたライコネンとの契約を進めたのがそのドメニカリだった。

2014年にはアロンソとの戦いに苦戦を強いられることとなったライコネンだが、2015年もその契約が破棄されることはなく、今年はチームメートとして友人でもあるセバスチャン・ベッテルを迎えることになった。

興味深いことに、ベッテルも先週、フェラーリと最初に契約の話を行ったのは2008年だったことを明かしている。その年、ドメニカリはジャン・トッド(現FIA会長)の後を継いでフェラーリのチーム代表に就任していた。そしてドメニカリは再び2010年にもベッテルに接触を図ってきていたという。

ドメニカリは、ライコネンとの契約に関して、フェラーリ専属ジャーナリストとして知られるレオ・トゥッリーニのブログの中で次のように語っている。

「私はライコネンをマラネロ(フェラーリ本部)に連れ戻したことをまったく後悔などしていないよ」

「2013年のその判断は間違っていなかったし、私ならまた同じことをするだろう」

さらに、ドメニカリはベッテルについても次のように語った。

「私がセバスチャンのことを称賛していることをこれまでも隠したりしていなかった。彼と同じガレージで一緒に仕事をすることができていたら素晴らしかっただろうが、あいにくそうはならなかった」

49歳となるドメニカリは、最終的にフェラーリを追われてしまった。だが、現在はドイツの自動車メーカーであるアウディで仕事をしている。そして、ドメニカリは、そこで得た新たな仕事に満足しているという。

「ああ、アウディが今後どういうレースで戦う計画をしているのかを聞きたいんだね?」

ほほ笑みながらトゥッリーニにそう語ったドメニカリは、次のように付け加えた。

「インゴルシュタット(アウディ本部)まで来てくれよ。そうしたら教えるから」

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