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オーストラリアGP、ボイコット回避へ

2015年03月09日(月)6:22 am

F1開幕戦オーストラリアGP(3/13-15)ボイコットの危険性は薄まりつつある。レース主催者に次いでGPDA(F1選手協会)アレックス・ブルツ会長もボイコットに否定的な見解なのだ。

先月、バルセロナでテスト中にフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)が起こした謎の事故で、各チームは安全性に疑問を抱いているとの報道がされた。

次いで、ブルツは現役ドライバーに宛てて事故に関する手紙を送ったことが明らかに。

しかし、当のブルツはイギリス『The Mirror(ミラー)』紙に対し、メルボルンのレースボイコットは、うわさだとしても行き過ぎだと次のように語った。

「そもそも、オーストラリアGPを前にして取り急ぎ知っておかなければならない事故の教訓はあるのだろうか。答えはノーだ」

「この段階で、レースに向けて何かを変えるのは拙速もいいところだ。そんな必要はない。F1の安全基準は非常に高いのだから」

「すべての事実が揃うまで待つのだ。その後で結論を出しても遅くはない」とブルツはいう。

ブルツがしたためた手紙の内容だが、どうやら彼は安全基準の問題よりもアロンソの体調に行を割いたらしい。

アロンソは意識を喪失した後、壁に向かって急激に方向転換したなどと盛んにいわれている。

「事故の状況を知りたいのは山々だが、結論は簡単に出せない」と『The Mirror(ミラー)』に述べたブルツ。「各ドライバーには辛抱してもらいたい」

「ドライバーが騒いでも仕方ない。専門家に任せよう。彼らがデータをこと細かに分析している。規則に沿ってすべての安全予防策が機能したことは、われわれも分かっている」

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